ずっと前から受けたかったジェニー・キャプラー(Genny Kapuler)のレギュラークラスをついに受けてきました!
ジェニー・キャプラーはアイヤンガー・ヨガの教師としてはキャリー・オワーコ(Carrie Owerko)と同じくマニア(?)にはとても有名な人らしいのですが、私はつい最近まで知りませんでした。間接的にせよ直接的にせよ、いつもアレクサンダー・テクニークのことを考えながらヨガをしたり教えたりしたいので(まだできていない)、ヨガ教師でありながらアレクサンダー教師でもある人を探していたらジェニーに行き当たったという訳です。うれしいことに彼女はアレクサンダーのみならず、ボディマインド・センタリングの教師でもありました。もうわくわくです。
彼女は古き良きニューヨーカーらしく(名前はジュヌビエーブなので出身はどこか知りませんが)、今では超高級エリアとなったソーホーの古くて感じのいいロフトに住んでいてそこでクラスを教えています。彼女のアパートメントは5階だったか4階だったかと思うのですが、なんとエレベーターが使えません。エレベーターはあるのになぜか彼女の階には止まらないのです。どうりでさっきヨガを受けに来たような人たちが数名エレベーターには目もくれず階段を昇っていったわけです。私はヨガマットを担いでいたので、見ればクラスを受けに来たとわかりそうなものなのに・・・。教えてよ・・・(ちなみにスタジオにはヨガマットが置いてあります)。
ジェニーは50代後半くらいでしょうか、落ち着きのある、でもとてもほがらかでエネルギッシュな人でした。部屋には京都や奈良の古い仏さま(仏像)の写真が飾ってあって、昔、京都の国宝仏像修理所でバイトしていた私にはたまらなく懐かしい雰囲気のするロフトでした。ジェニー自ら受付をしていて、私の名前を言うとスペルも聞かずにスラスラとノートに名前を書き付けてくれました。「日本人の名前はスペルがきちんと決まっていて明確だからいいわ。」とにっこりするジェニー。
私が受けたクラスは“General”というカテゴリーで、少し異なるレベルの生徒さんが集まっていました。ヨガワークスで教えているKaviという先生の姿もあり、どうやら彼ともう一人の先生がジェニーのお弟子さんとしてクラスのアシスタントをするようでした。どの生徒さんたちもコアな感じで真剣そのものです。私は後ろの方にマットをしいて横たわってクラスが始まるのを待ちます。私はこういう雰囲気がとても好きです。
クラスは座ってチャンティングするところから始まりました。ジェニーはゆったりと時間を取りながら、座り方についていろいろ生徒に語りかけます。アイヤンガーヨガなので、もちろん指示はダイレクトで強いものなのですが、内側から観察しながら動いていくというアレクサンダーのスタイルが感じられるような、静かで集中した時間でした。
ヨガのポーズを取るとき、教師は普通どうすればいいのかいろいろ口頭で指示を出していくのですが、教師が外側から告げる言葉は生徒さんが内側で感じとれるような役割をするのが一番だと思います。ヨガはみんなが自分自身と語り合う時間のことなので、私はそれを忘れがちだなと思いました。
それにしても単なるダウンドッグやアップドッグがとってもしんどかったです。笑
ホールド時間は長めでしたが、どうしてだろう?とにかく筋肉がブルブル震えました!
あと不思議だったのが、その日はハンドスタンド(両手を伸ばしてする逆立ち)をしたのですが、いつもちょっと痛む右手首が全然大丈夫だったのです。去年の暮れに自転車から落ちて激しく痛めたこの手首もようーやく治ってきているということもあるのですが、もうひとつの理由はそれまでにやったポーズで胴体と特に脚が強化されて、腕にかかる負担が少なくなり、自分でもびっくりするくらい軽々とかつしっかりと腕で床を押せたのです。これは楽しかったです。
その他もいろいろやったのですが、1時間半のクラスはあっと言う間に終わりました。クラスが終わると、真剣そのものなコアな生徒さんたちもちょっとリラックスして普通の人間に戻った(?)感じでした。ジェニーのクラスのスケジュールは、うれしいことに私のスケジュールとぴったり合っているのでこれからできる範囲で受けに来たいと思いました!
Genny Kapuler
ジェニー・キャプラーはアイヤンガー・ヨガの教師としてはキャリー・オワーコ(Carrie Owerko)と同じくマニア(?)にはとても有名な人らしいのですが、私はつい最近まで知りませんでした。間接的にせよ直接的にせよ、いつもアレクサンダー・テクニークのことを考えながらヨガをしたり教えたりしたいので(まだできていない)、ヨガ教師でありながらアレクサンダー教師でもある人を探していたらジェニーに行き当たったという訳です。うれしいことに彼女はアレクサンダーのみならず、ボディマインド・センタリングの教師でもありました。もうわくわくです。
彼女は古き良きニューヨーカーらしく(名前はジュヌビエーブなので出身はどこか知りませんが)、今では超高級エリアとなったソーホーの古くて感じのいいロフトに住んでいてそこでクラスを教えています。彼女のアパートメントは5階だったか4階だったかと思うのですが、なんとエレベーターが使えません。エレベーターはあるのになぜか彼女の階には止まらないのです。どうりでさっきヨガを受けに来たような人たちが数名エレベーターには目もくれず階段を昇っていったわけです。私はヨガマットを担いでいたので、見ればクラスを受けに来たとわかりそうなものなのに・・・。教えてよ・・・(ちなみにスタジオにはヨガマットが置いてあります)。
ジェニーは50代後半くらいでしょうか、落ち着きのある、でもとてもほがらかでエネルギッシュな人でした。部屋には京都や奈良の古い仏さま(仏像)の写真が飾ってあって、昔、京都の国宝仏像修理所でバイトしていた私にはたまらなく懐かしい雰囲気のするロフトでした。ジェニー自ら受付をしていて、私の名前を言うとスペルも聞かずにスラスラとノートに名前を書き付けてくれました。「日本人の名前はスペルがきちんと決まっていて明確だからいいわ。」とにっこりするジェニー。
私が受けたクラスは“General”というカテゴリーで、少し異なるレベルの生徒さんが集まっていました。ヨガワークスで教えているKaviという先生の姿もあり、どうやら彼ともう一人の先生がジェニーのお弟子さんとしてクラスのアシスタントをするようでした。どの生徒さんたちもコアな感じで真剣そのものです。私は後ろの方にマットをしいて横たわってクラスが始まるのを待ちます。私はこういう雰囲気がとても好きです。
クラスは座ってチャンティングするところから始まりました。ジェニーはゆったりと時間を取りながら、座り方についていろいろ生徒に語りかけます。アイヤンガーヨガなので、もちろん指示はダイレクトで強いものなのですが、内側から観察しながら動いていくというアレクサンダーのスタイルが感じられるような、静かで集中した時間でした。
ヨガのポーズを取るとき、教師は普通どうすればいいのかいろいろ口頭で指示を出していくのですが、教師が外側から告げる言葉は生徒さんが内側で感じとれるような役割をするのが一番だと思います。ヨガはみんなが自分自身と語り合う時間のことなので、私はそれを忘れがちだなと思いました。
それにしても単なるダウンドッグやアップドッグがとってもしんどかったです。笑
ホールド時間は長めでしたが、どうしてだろう?とにかく筋肉がブルブル震えました!
あと不思議だったのが、その日はハンドスタンド(両手を伸ばしてする逆立ち)をしたのですが、いつもちょっと痛む右手首が全然大丈夫だったのです。去年の暮れに自転車から落ちて激しく痛めたこの手首もようーやく治ってきているということもあるのですが、もうひとつの理由はそれまでにやったポーズで胴体と特に脚が強化されて、腕にかかる負担が少なくなり、自分でもびっくりするくらい軽々とかつしっかりと腕で床を押せたのです。これは楽しかったです。
その他もいろいろやったのですが、1時間半のクラスはあっと言う間に終わりました。クラスが終わると、真剣そのものなコアな生徒さんたちもちょっとリラックスして普通の人間に戻った(?)感じでした。ジェニーのクラスのスケジュールは、うれしいことに私のスケジュールとぴったり合っているのでこれからできる範囲で受けに来たいと思いました!
Genny Kapuler
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by sukha_sukha
| 2012-09-16 02:37
| ヨガのこと